発達障がい

発達障がいの早期発見のために

発達障がいは、「精神面、運動面での発達の偏り」であって、いわゆる病気とは違います。

早い時期からの周囲の理解や支援、環境をその子どもにあったものにすることでその子の能力を伸ばすことができますので、早期発見が大切です。

発達障がいには、自閉症スペクトラム障がい、注意欠陥・多動性障がい、学習障がいがありますが、学習障がいは就学後の問題ですのでここでは省きます。

自閉症スペクトラム障がい

特徴

  • 出生~1歳頃まで:抱っこを嫌がったり、後追いもしない、ひとりが好きで手がかからない。
  • 2~3歳頃:目を合わせない、言葉が遅く呼びかけに答えない。
  • 3歳以降:ほかの子に興味を持たない、遊びの仲間に入らず、ひとりで同じ遊びをする。
    他のサインとしては、何度も何度もイスを回したり、ミニカーを一列に並べたり、特定のものや行動への強いこだわりの他に感覚の過敏性があり、救急車のサイレンの音等をすごく嫌がったりする。

注意欠陥・多動性障がい

特徴

  • 出生~1歳頃まで:よく泣き、動き、手がかかる。
  • 1~3歳頃:じっとしていることが難しく、買い物に行くとすぐ迷子になる、よく転ぶ。
  • 3歳以降:何度注意しても同じ間違いをする、物をすぐなくす、話しかけても聞いていない、順番が待てない。

気になることがあれば、次の相談窓口等に相談してください。

  • 岩手県発達障がい者支援センター(019-601-2115)
  • 一関児童相談所        (0191-21-0560)
  • 児童家庭支援センター 大洋  (0192-21-3130)