こどもの具合が悪いとき

小さなお子さんの具合が急に悪くなった時、病院の診療を受けた方がいいのかなど判断に迷った際、判断材料のひとつの目安としてご活用ください。

発熱

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • 高い熱があって、下痢や嘔吐もある
  • 顔色が悪く、呼吸も苦しそう
  • けいれんが起きて治まらない
  • 生後4ヶ月未満の乳児

しばらく様子を見ましょう

  • 機嫌がよく、熱も37.5℃から38.0度程度である
  • 顔色がよい
  • 食欲もある

家庭でできる手当て

  • 水分を十分にとらせましょう
  • 汗をかいたら、その都度着替えをさせましょう
  • 氷枕などで冷やしてあげましょう

けいれん・ひきつけ

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • 10分以上続き、止まりそうにない
  • 1日に2回以上繰り返す
  • 意識が15分以上もどらない
  • 嘔吐を繰り返す
  • けいれんした後に手や足にマヒが残る
  • 発熱の時の初めてのけいれん

しばらく様子を見ましょう

  • 意識がはっきりしていて、呼びかけにも反応する

家庭でできる手当て

  • 衣服など体を締め付けているものを緩め、静に寝かせましょう
  • 嘔吐したものを肺に吸い込む危険があるので、顔は横に向かせましょう

下痢

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • 1日に何度も下痢をして顔色や具合が悪そう
  • 高熱や嘔吐、強い腹痛を伴っている
  • うんちに血がまじっている
  • おしっこの量が少なくなってきた

しばらく様子を見ましょう

  • 1日の回数が多くない
  • 熱もなく元気で機嫌もよい
  • おしっこもいつもどおり
  • 水分補給ができる

家庭でできる手当て

  • オムツをこまめに交換し、おしりを洗って清潔にしてあげましょう
  • 水分を十分に補給させてあげましょう

せき

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • 熱が出て咳き込み、具合が悪そう
  • 乾いたせき、甲高いせきを激しくしていて、息苦しそう
  • 呼吸がはやく、肩で息をするなど息苦しそう
  • 顔色や爪、唇が紫色

しばらく様子を見ましょう

  • 機嫌がよく、食欲もある
  • 苦しそうではなく、眠っていられる

家庭でできる手当て

  • 特に乾燥には注意をして、部屋を加湿しましょう
  • 適度な水分補給をさせてあげましょう

吐く(嘔吐)

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • 吐いたものに血や黄緑色(胆汁)が混じっている
  • けいれんを起こしたり、意識がぼんやりしている
  • 激しく泣く
  • おしっこが少ない
  • 強い腹痛や頭痛を伴う

しばらく様子を見ましょう

  • 吐いた後は元気
  • 水分補給ができる
  • 発熱や下痢などの症状がなく、具合が悪くない

家庭でできる手当て

  • 水分を補給させてあげましょう
  • 嘔吐したものを肺に吸い込む危険があるので、顔を横向きにして寝かせましょう

腹痛

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • お腹をかがめて痛がる
  • お腹をさわると痛がる
  • 下痢や嘔吐も伴っている
  • 機嫌が悪く、泣いてばかりいる

しばらく様子を見ましょう

  • 痛みが軽くなって我慢できる程度になってきた
  • 排便すると治まって具合がよくなる

家庭でできる手当て

  • トイレに行って排便させてみましょう
  • 無理に食べさせないで、水分を少しずつ与えて様子をみましょう

頭を打ったとき

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • 意識がない
  • 話しかけても反応がなかったり、すぐに眠り込むなど意識障害がある
  • けいれんを起こした
  • 何度も吐く
  • 出血がひどい

しばらく様子を見ましょう

  • すぐに泣き出したが、泣き止んだ後は、機嫌がよく食欲もある
  • 頭を打った後、意識や目、手の動きに異常がなく、普段と変わったところがない

家庭でできる手当て

  • こぶができたら、20分ほど濡れタオルなどで冷やして様子をみましょう
  • 1日~2日間程度は、食欲や顔色などに注意し様子をみましょう

誤飲・誤食をしたとき

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • けいれんを起こしている
  • 意識障害がある
  • 灯油、ガソリンなどの揮発性の液体や、漂白剤などの強酸、強アルカリ性の液体の誤飲
  • ボタン電池の誤飲
  • 血を吐いた
  • とがったものの誤飲

しばらく様子を見ましょう

  • タバコを少しだけかじった
  • クレヨン、石鹸、紙、ビニール、鉛筆の芯、線香をかじった
  • インク、絵の具、墨汁、化粧水をなめた

家庭でできる手当て

  • 異物が口の中に見えるときは、人差し指を口に差し入れ、かき出してあげましょう
  • のどに詰まっているときは、頭を下にして背中をたたきましょう

やけどをしたとき

こんな時は直ぐにお医者さんへ

  • やけどの範囲が大人の手のひらよりも広いとき
  • 皮下組織まで達するやけどで、皮膚が黒く焦げたり、白くなっている状態

しばらく様子を見ましょう

  • 赤いだけで水ぶくれができていない
  • 範囲が狭い

家庭でできる手当て

  • 出しっぱなしの水道水で、20分程度冷やしてあげましょう
  • 広い範囲の場合には着衣の上から冷やしたままお医者さんへつれていきましょう(体全体の冷えに注意)